なぜマレーシアでオーストラリア式?
「オーストラリア式教育」と聞いても、ピンとくる方は少ないかもしれません。日本では馴染みの薄い教育システムですが、実は今、世界で注目を集めている教育の一つです。
今回は、オーストラリア式インターナショナルスクールのカリキュラム、特徴、学費、詳しく解説します!
こんにちは、Jakeです。
「なぜマレーシアでオーストラリア式?」「他のカリキュラムとどう違うの?」「わが子に合うのか?」
そんな疑問をお持ちの方へ、今回はマレーシアのオーストラリア式インターナショナルスクールを徹底解剖!知られざるその魅力と可能性を紐解きます。

オーストラリア式の学校見学も検討したけど、空きがなくてあきらめたよね。そのぐらい人気があるってことだね!
マレーシアのインターナショナルのカリキュラム別特徴は、次の記事を参考にしてみてください。


オーストラリア式カリキュラムとは?
オーストラリア式の特徴
オーストラリア式教育は、バランスの取れたカリキュラムと実践的な学習スタイルが特徴です。試験だけでなく、課外活動や社会性も重視する教育は、変化の激しい現代社会を生き抜く力を養います。
- 実践的な学び:
- 座学だけでなく、実体験を通して学ぶことを重視
- バランスの取れた評価
- 学力だけでなく、課外活動や社会性も評価
- 多様な文化に触れる機会
- 国際的な環境で、幅広い視野を養う
- のびのびとした教育環境
- 自由な校風の中で、自主性を育む
- 世界への進学
- オーストラリアだけでなく、世界中の大学への進学も可能
オーストラリア式カリキュラム
オーストラリア式カリキュラムは、連邦制を採るオーストラリアの特性上、州ごとに異なるカリキュラムが存在します。代表的なものとして、VCE(ヴィクトリア・サーティフィケート・エデュケーション)やニュー・サウス・ウェールズ州のカリキュラムが挙げられます。
かつては州ごとに教育内容が大きく異なりましたが、近年では国全体の教育水準を向上させるため、「メルボルン宣言」と呼ばれる教育改革が行われました。これにより、指導要領や評価基準などが統一され、国としての教育の質が向上しています。
メルボルン宣言
メルボルン宣言は、2008年にオーストラリアが発表した新たな教育方針です。
それまでの州ごとの教育内容の差異を解消し、全国的な学力水準の底上げを図るため、最低限の学習要領が定められました。これにより、教育内容の均一化が図られています。
メルボルン宣言は比較的新しい教育改革ですが、ICT教育や課外活動の充実など、現代の教育ニーズに対応した内容が盛り込まれています。
州ごとのカリキュラム
オーストラリア式カリキュラムは、全体的な統一性を保ちつつ、州ごとに特色ある教育を提供しています。
マレーシアのインターナショナルスクールで採用されている代表的なカリキュラムとして、ニュー・サウス・ウェールズ州とVCE(ヴィクトリア・サーティフィケート・エデュケーション)が挙げられます。
ニュー・サウス・ウェールズ州のカリキュラム
ニュー・サウス・ウェールズ州のカリキュラムは、学習要件が詳細に定められており、科目によっては学習時間が指定されています。評価基準も明確で、各科目ごとに目標とするスキルや態度が具体的に設定されています。
このカリキュラムを採用しているのが、オーストラリアン・インターナショナルスクールです。広大なキャンパスと自由な校風が特徴です。
VCE(ヴィクトリア・サーティフィケート・エデュケーション)
VCEは、メルボルンがあるヴィクトリア州で認定されたカリキュラムです。生徒一人ひとりの強みを伸ばすことを重視し、多様な選択科目を提供しています。
このカリキュラムを採用しているのが、ペニンシュラ・インターナショナルスクールです。メルボルンに60年の歴史を持つ本校があり、質の高い教育を提供しています。
オーストラリア式カリキュラムの3つの特徴
1.課外活動を重視した評価
- 試験結果だけでなく、課外活動も評価対象とするのが特徴です。これにより、生徒はバランスの取れた成長を促されます
- 社会科見学や国内外への旅行など、課外活動が充実しています
2.汎用的能力の育成
- リテラシー、ニューメラシー、ICT技能、批判的思考力、倫理観、異文化理解、社会的スキルなど、社会で求められる能力を育成します
- これらの能力は、教科の学習だけでなく、課外活動や日常生活を通して育まれます
3.世界への進学
- オーストラリア式カリキュラムの卒業資格は、世界各国の大学で認められています
- スコアによっては、大学での単位として認定される場合もあります
- マレーシアにあるモナッシュ大学など、オーストラリアの大学の分校への進学も可能です



ぼくのオンライン英語の先生はモナッシュ大学を卒業した日本人だったよ!
クアラルンプールの代表的なオーストラリアンスクール
オーストラリアン・インターナショナルスクール Australian International School
- ニュー・サウス・ウェールズ州のカリキュラムを採用
- 広大なキャンパスと充実した施設
- 多国籍な生徒が在籍
- 課外活動が豊富
- 学費:年間 RM55,000〜RM80,000(約180万〜260万円)
- ホームページ:https://aism.edu.my/
ペニンシュラ・インターナショナルスクール Peninsual International School
- VCEカリキュラムを採用
- メルボルンに60年の歴史を持つ本校がある
- 約35の選択科目
- 学費:年間 RM40,000〜RM70,000(約130万〜230万円)
- ホームページ:https://peninsula.edu.my/
まとめ:オーストラリア式も選択肢の一つに!
マレーシアのオーストラリア式インターナショナルスクールは、国際的な視野と実践的な能力を育む魅力的な選択肢です。学校数は少ないですが、オーストラリアの大学に進むなど大学の選択肢は広がります。



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