マレーシアのキャッシュレス決済

マレーシアのキャッシュレス決済

マレーシアでの支払いは現金?キャッスレス決済?
移住後の生活で銀行口座開設がすぐにできない場合、どうすればいいか心配ではありませんか?現金はいくら持って行くのがいいのか悩みますよね。

マレーシアではキャッシュレス決済が非常に発達しており、銀行口座がなくても、クレジットカード、デビットカード、そして電子ウォレット(eWallet)を上手に活用することで、日常生活を快適に過ごせます。

こんにちは、Jakeです。

今回は、マレーシアのキャッシュレス決済事情から、教育移住者がまず導入すべきキャッシュレス決済、そしてJakeの具体的な活用術まで、詳しくご紹介していきます。これさえあれば、銀行口座開設までの間も安心してマレーシア生活をスタートできますよ!

目次

マレーシアのキャッシュレス決済事情

マレーシアは、近年キャッシュレス化が急速に進んでいる国の一つです。特に都市部では、ほとんどのお店で現金を使わずに、クレジットカード、デビットカード、電子ウォレットで支払いができます。その背景には、政府がキャッシュレス化を推進していること、スマートフォンの普及率が高いこと、そして何よりも利便性が高いことが挙げられます。キャッシュレス決済を利用することで、現金のやり取りの手間が省け、お釣りの間違いも防ぐことができます。さらに、ポイントや割引などの特典も受けられるため、多くの人が積極的に利用しています。

Jake

マレーシアでは現金を使うことがほとんどないです。

マレーシアで主流のキャッシュレス決済の種類

マレーシアでは、主に以下の3種類のキャッシュレス決済が利用されています。

クレジットカード

国際ブランド(VISA, Mastercardなど)のクレジットカードが利用可能です。マレーシアでは多くの店舗で利用できます。JCBやAmexは利用できる店舗が限られています。ただし、学生ビザや保護者ビザではクレジットカードを作ることは難しいです。

デビットカード

銀行口座と紐づいており、利用すると即時に口座から引き落とされるカードです。クレジットカードのように使いすぎの心配がないのがメリットです。18歳以上で、マレーシアに住所があればオンラインで簡単に申し込むことができます。

電子ウォレット(eWallet)とQRコード決済

電子ウォレットとは、スマートフォンアプリでお金をチャージして管理できるサービスです。マレーシアでは、Touch ‘n Go eWalletやGrabPayなどが主流です。これらのアプリを使って、店舗のQRコードを読み取ることで支払いができます。電子ウォレットは「財布」、QRコード決済は「財布から支払いをする手段」と考えると分かりやすいです。電子ウォレットアプリは、デビットカードやクレジットカードと連携させて利用することも可能です。

教育移住者がまず導入すべきキャッシュレス決済

マレーシアに教育移住された方が、まず導入を検討すべきキャッシュレス決済は以下の通りです。

Touch ‘n Go

  • Touch ‘n Go eWallet:スマートフォンアプリで、店舗でのQRコード決済、オンライン決済に利用できます。Touch ‘n Go同士の送金もできる。
  • Touch ‘n Goカード:交通系ICカードとして、電車やバスの支払いに利用します。日本のSuicaと同様。駅やコンビニなどでtopupしてチャージします。
  • NFC対応Touch ‘n Goカード:使用方法はTouch ‘n Goカードと同じ。Touch ‘n Go eWalletからチャージできるので、わざわざチャージしに行かなくていいのが便利。
  • VISAデビットカードを作ることも可能

Touch ‘n Go公式サイト

GrabPay

  • GrabPay:Grabアプリ内の電子ウォレット。Grabの配車サービスやフードデリバリーの支払いに利用できます。
  • 提携店舗でのQRコード決済も可能

Grab公式サイト

デビットカード

JakeのおすすめはBigpay。プリペイド式のデビットカードで、VISAとMastercardの両方のブランドを選択可能です。マレーシアに住所があれば18歳以上であれば誰でも作れます。

Bigpayのおすすめポイント

  • リアルタイムの支出追跡:アプリで支出をリアルタイムに確認できます。
  • セキュリティ:カードの凍結や利用制限もアプリで簡単に行えます。
  • バーチャルカードの発行:アプリ内でバーチャルカードを即時発行できるため、オンラインショッピングも安心です。
  • オンラインショッピングで使用可能:Lazadaなどのオンラインショッピングでは、日本のクレジットカードが使えないことがあります。マレーシア発行のデビットカードなのでエラーが出ません。Grabも国外のVISAカードでチャージできなくなりましたが、Bigpayはマレーシア発行のVISAが選べるので使えます。
  • 無料の海外送金:BigPayユーザー間での海外送金が無料です。
  • 使いすぎ防止:プリペイド式なので、チャージした金額以上は使えないため、使いすぎを防止できます。
  • お得な為替レート:海外利用時もお得なレートで利用できます。

Bigpay公式サイト

DuitNow

マレーシアのナイトマーケットでもDuitNowを使うことができることが多いです。マレーシアの主要銀行が提供する、銀行口座間の即時送金サービスですが、Touch ‘n Go eWallet、GrabPay、BigPayなどの電子ウォレットアプリからも利用可能です。DuitNowのQRコードをスキャンして、金額を入れて送金すれば支払いが完了します。

DuitNow公式サイト

Jakeはキャッシュレス決済は何を使ってる?

Jake自身も、マレーシアでの生活でこれらのキャッシュレス決済をフル活用しています。お財布に現金は入れてますが、使う機会はほとんどありません。

日本のVISAカード

ANA VISA ワイドゴールドを家族での食事や買い物など、家族全体の支払いに利用しています。海外利用手数料がかかるのがネックですが、マイレージを貯めるために使用しています。

BigPay

日常の食費など、個人的な支払いに利用しています。オンラインショッピングでの支払いはバーチャルカードを使ってます。チャージはマレーシアの銀行口座からしていますが、口座がなかった時は日本のクレジットカードからチャージしていました。

Touch ‘n Go

駐車場代はNFC対応Touch ‘n Goカードを使ってます。高速道路の料金はTouch ‘n Go eWalletに紐づけされたRFIDタグを車に付けています。以前はTouch ‘n Goカードで毎回タッチしていましたが、料金所をスムーズに通過できるので便利です。あとは電車にも利用しています。洗車やゴルフの打ちっぱなしもTouch ‘n Go eWalletのQRコード決済ですね。

銀行口座が作れなかった間はTouch ‘n Go eWalletからSIMや電気代を支払ってました。Touch ‘n Go eWalletからほとんど支払いができるので便利です。

チャージはBigpay同様にマレーシアの銀行口座からしていますが、口座がなかった時は日本のクレジットカードからチャージしていました。

GrabPay

Grabの配車サービスでの移動や、Grabフードで食事をデリバリーする際に利用しています。チャージはBigpayからしています。

キャッシュレス決済を利用する上での注意点

日本のクレジットカードや電子ウォレットと同様ですが、マレーシアでこれらのサービスを利用する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 各サービスの利用規約をよく読み、手数料や利用限度額を確認しましょう。
  • アカウントのパスワードを厳重に管理し、セキュリティ対策を徹底しましょう。
  • 不審なメールやメッセージには注意し、個人情報を入力しないようにしましょう。
  • 万が一トラブルが発生した場合は、各サービスのサポートセンターに問い合わせましょう。

まとめ:キャッシュレス決済を使いこなそう!
マレーシアに教育移住したばかりで、銀行口座開設がまだできていないという方は、ぜひこれらのキャッシュレス決済をまずは活用してみてください。クレジットカード、デビットカード、電子ウォレットを使いこなせれば、マレーシアでの生活がより快適になること間違いなしです。

Jake

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