【自己紹介】マレーシアに教育移住を決めた理由

「いつか」を「今」に変えたJakeの教育移住物語

こんにちは、Jakeです!

今回は、妻の友人との何気ない一言から始まった私たちの教育移住の物語を、これから皆さんにお話ししたいと思います。

目次

夢は、きっかけを待っているだけかもしれない

2020年、妻が友人2人と交わした「将来みんな海外に住んで、海外で会うっておもしろそうだね!」そんな願望とも言える何気ない会話から始まりました。実は私自身も、アメリカ留学の経験から、いつか家族で海外生活をしてみたいという思いを密かに温めていました。その「いつか」が「今」に変わるまでに、実は3年の時間がかかりました。

妻の話を聞いたJakeは、チャンスとばかりに某マレーシア教育エージェントのWebサイトを妻に教えました。私達はオンライン相談会に参加し、留学サポートを依頼しました。最初はコロナ中で、マレーシアへの渡航も叶わない状況で、慎重に検討を重ねました。幼稚園年長だった息子は翌年に小学1年生になるタイミングで、日本語教育はどこまで必要?、英語力は大丈夫?、仕事はどうするか…。たくさんの不安がありました。でも、振り返ってみると、その準備期間があったからこそ、2023年の移住を成功させることができたのだと思います。

学校選びから始まった具体的な一歩

息子は日本の教育を2年間受けたことで、漢字や国語、算数の基礎が身についていました。「日本語は読めて話せれば十分」と考え、海外の教育環境へ移るタイミングとしても適していると判断しました。

そして2023年の春休み、私たちは大きな一歩を踏み出しました。マレーシアのイギリス式カリキュラムの学校3校を見学することをエージェントに依頼をしました。ちょうど渡馬前に、東京で開催されたマレーシア学校フェアがありました。お子さんをIB校に通わせている方の話を聞き、急遽IB校も見学リストに加えました。

学校選びで特に重視したのは、息子の意見です。各学校の雰囲気や特徴を実際に見て、最終的に「ここに通いたい」という息子の気持ちを尊重してIB校に決めました。親の判断だけでなく、子どもの意思を大切にすることが、その後の学校生活を円滑にする重要なポイントだと実感しています。

実はその学校、学校見学に行ったら学校が閉まっていたんです。担当者が日時を間違えていて、日本帰国の直前に変更となりました。いい加減な学校という印象で、Jakeの中では絶対ないな!と思って一応見学だけして帰るつもりでした。それがまさかの急展開。そのぐらい息子の気持ちを尊重しました。息子は年中からIB教育を取り入れた幼稚園に通い、公立小学校に進学後もその幼稚園の学童でIBベースの学びを続けていました。そのため、IBの学びに親しんでいて、その楽しさからIB校を選んだそうです。

マレーシア移住に向けた視察は、学校選びだけでなく、住居探しや生活環境の確認もしました。息子がマレーシアでの生活に適応できるのかを確かめるためにも、実際に現地を訪れて食事や交通、治安などを確認は重要でした。そして帰国後、オンラインで入学試験を受け、無事に合格。2023年8月から、息子の新しい学校生活が始まりました。

なぜマレーシアを選んだのか?

この決断に至った背景には、日本の教育環境への疑問もありました。海外のインターナショナルスクールを調べていくうちに、マレーシアには約150校ものインターナショナルスクールが存在し、多様なカリキュラムを提供していることを知りました。多くのカリキュラムや多様性は子どもたちの可能性を大きく広げてくれます。マレーシアは教育ビジネスが日本よりも進んでいます。私たちが選んだIB校はもちろんマレーシアでは英語だけでなく中国語も学んでいます。また、他国と比べても比較的リーズナブルな授業料なのもメリットでした。「グローバルな環境で育ってほしい」という親の願いが、ここマレーシアでは自然に叶えられていくんです。
環境面でも魅力がたくさんあります。たとえば…

  • さまざまな人種がいるので多国籍の文化を経験できる
  • 日本との時差がわずか-1時間で、7時間のフライトで行き来できる
  • 一年中温暖な気候で、地震の心配もない
  • 治安も比較的良好で、子育て環境として安心
  • インターネット環境も整っており、仕事にも支障がない

ビザ

息子は学生ビザ、妻は保護者ビザを取得しています。Jakeは最初の1年間は観光ビザで、日本とマレーシアを行き来しながら生活していました。その後、そして2024年11月には、デジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)を取得し、より安定した滞在が可能となりました。

住まいと車

私たちは最初の1ヶ月をAirbnbで過ごし、その間に住まい探しを進めました。学校への送迎を考慮して、学校からなるべく近いコンドミニアムを選びました。結果的に見つけた物件は、52階建ての新築コンドミニアムで、設備も充実。流れるプール、ジャグジー、バスケットコート、バドミントンコート、ヨガルーム、シアタールーム、51階のジム、52階のラウンジなど、想像以上の環境です。日本での住宅ローンと同じくらいの家賃で住める点も、経済的なメリットがありました。また、半径5km圏内に10個以上の大小モールがあり、生活の利便性は抜群です。

最初にAirbnbで住んでいたコンドミニアムにスクールバスが来ないことを知り、渡馬前に急遽中古車をネットで購入しました。サイトはこちら。マレーシアに住む日本人向けの掲示版で個人売買できます。妻も別で車があったほうがいいというので、2024年12月には2台目のマレーシア国産車を購入しました。

働き方と収入源

Jakeは長年広告の仕事をしてきました。2019年に広告制作会社を起業し、コロナ後には完全オンライン化で業務ができるようにしました。社員とオンラインで連絡を取り合うだけで仕事が成り立っています。

本業の広告制作とは別に子ども起業スクールとパーソナルブランディングの講師とても活動しています。これらもオンラインでできるので、世界中どこにいても仕事ができる環境が整いました。

また、資産運用も行っているので、複数の収入源を確保することで、安定した海外生活を実現しています。

子どもの成長を実感できる日々

マレーシアに教育移住を実現しましたが、当初は息子が学校生活を楽しく送れるのかが一番の気がかりでした。新しい学校が始まって2日目、息子が「もう大丈夫」と言ってくれた時は本当に安心したのと同時に、親を安心させようとしている息子の強さも感じました。その後は学校で泣くこともありましたが、今は毎日楽しく通っています。

最初の1年は宿題の量も多く、英語力もまだ十分ではなかったため、週末は勉強のサポートに多くの時間を割きました。でも、その努力は確実に実を結び、今では英語での授業にも問題なくついていけています。クラスに日本人が1人もいなかったのも英語力が伸びた理由だと思います。学校の友達との交流も増え、家族ぐるみのお付き合いも広がってきました。

Jake

次回はこれからの展望と夢、マレーシア教育移住を考えている方へのアドバイスをお届けします。教育移住についてさらに詳しく知りたい方は、こちらから質問してくださいね!

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