イギリス式インターナショナルスクールってどんな特徴があるの?
前編に引き続き、イギリス式インターナショナルスクールについて、今回は費用、成功事例、そして学校選びで失敗しないための注意点について深掘りしていきます。
こんにちは!Jakeです。
この記事を読めば、イギリス式インターナショナルスクールに関する疑問や不安を解消し、教育移住への一歩を踏み出すことができるでしょう。
前編のおさらい
前編の記事では、イギリス式インターナショナルスクールがマレーシアで人気な理由、イギリス式カリキュラムの基礎知識(Key Stage、IGCSE、A Level)、そして学校選びのポイントについて解説しました。
- マレーシアは多文化共生社会で、英語が通じる
- イギリス式インター校が多いのは、歴史的背景と政府の政策が理由
- Key Stage、IGCSE、A Levelという教育段階がある
- 学校の雰囲気や教育方針を確認することが重要
まだ前編の記事を読んでいない方は、こちらからどうぞ。

気になる費用:学費の内訳と追加費用
インターナショナルスクールを検討する上で、気になるのが費用ですよね。イギリス式のインターナショナルスクールの学費は、一般的に他の教育機関と比べて高めですが、その内訳は学校によって大きく異なります。
学費の相場(年間)
- プライマリー(小学校):RM30,000〜RM70,000(約90万円〜210万円)
- セカンダリー(中学校・高校):RM40,000〜RM100,000(約120万円〜300万円)
- A Level:RM50,000〜RM120,000(約150万円〜360万円)
授業料以外の費用
- 入学金:RM2,000〜RM10,000程度(約6万円〜30万円)
- 教材費:年間RM1,000〜RM3,000程度(約3万円〜9万円)
- 制服代:年間RM500〜RM1,500程度(約1.5万円〜4.5万円)
- スクールバス代:年間RM2,000〜RM5,000程度(約6万円〜15万円)
- 課外活動費:年間RM500〜RM3,000程度(約1.5万円〜9万円)
※注:上記はあくまで目安であり、学校によって大きく異なります。為替レートによっても変動します。
上記以外にも、遠足費、寄付金、学校イベント参加費などがかかる場合があります。

イギリス式は学校がたくさんあるから、まずは授業料で絞り込むのがいいと思います。
費用の支払い方法
- 学校によって異なるが、年間一括払い、学期ごとの分割払いなどがあります。
- 銀行振込、クレジットカード決済などが利用可能です。
奨学金制度
- 成績優秀な生徒や、特定の分野に優れた才能を持つ生徒に対し、奨学金制度を設けている学校もあります。
- 奨学金制度を利用する場合は、早めに学校に問い合わせることが重要です。
イギリス式カリキュラムのメリットとデメリット
イギリス式カリキュラムには、様々なメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
メリット
- 世界基準の教育水準
- 厳格なカリキュラムと評価基準により、国際的に通用する高い学力を身につけることができます。
- 国際的な大学進学への高い適合性
- 世界中の大学、特にイギリスやオーストラリアなどの大学への進学に有利です。
- 高度な英語運用能力
- 英語を母国語としない生徒でも、高度な英語力を身につけるためのカリキュラムが組まれています。
- 論理的思考力、問題解決能力の育成
- 知識を暗記するだけでなく、自分で考え、問題を解決する力を養います。
- 多様な文化への理解
- 国際色豊かな環境で学ぶことで、多様な文化や価値観を理解することができます。
デメリット
- 競争が激しい環境
- 高い目標意識を持つ生徒が集まるため、競争が激しくなる傾向があります。
- 文化や価値観の違い
- 日本の教育システムとは異なるため、文化や価値観の違いに戸惑う場合があります。
- 日本の教育システムとのギャップ
- 日本の学校への編入が難しい場合があります。
イギリス式インターナショナルスクール成功事例
実際にイギリス式のインターナショナルスクールを卒業した生徒は、どのような進路を歩んでいるのでしょうか?
世界の有名大学進学事例
- イギリス
- ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンなど
- アメリカ
- ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学など
- オーストラリア
- メルボルン大学、シドニー大学など
- その他
- 香港大学、シンガポール国立大学など
※注:これらの大学は、学校の公式サイトやメディアで紹介された生徒の進路を参考にしています。



イギリス式を卒業すると世界の有名校に進学できるね。日本の高校を卒業するよりもいいかも。
成功している生徒の特徴とは?
- 高い目標意識を持ち、自主的に学習に取り組む生徒
- 積極的に授業に参加し、質問をする生徒
- 課外活動にも積極的に参加する生徒
イギリス式カリキュラムを最大限に活かす方法
- 目標を明確にし、計画的に学習を進める
- 積極的に英語を使う機会を増やす
- 分からないことは先生に質問する
- 課外活動を通じて、視野を広げる
- 保護者とのコミュニケーションを大切にする
イギリス式インター校を選ぶ上での注意点
- 学校のサポート体制、先生の質を確認する:
- 学習サポート、カウンセリング、進路指導などの体制が整っているか確認しましょう。
- 先生の質も重要な要素なので、学校説明会などで積極的に質問しましょう。
- 入学後のトラブル事例とその対策:
- 文化や価値観の違いによるトラブル、学習についていけないなどのトラブルが起こる可能性があります。
- 学校のサポート体制を活用し、親子で協力して乗り越えましょう。
- 留学エージェントの活用方法:
- 学校選びや入学手続きをサポートしてくれる留学エージェントもいます。
- エージェントの利用を検討する際には、複数のエージェントを比較検討しましょう。
まとめ:お子さんの未来を切り拓く、イギリス式インターナショナルスクール
後編は、イギリス式インターナショナルスクールの費用、成功事例、そして学校選びで失敗しないための注意点について解説しました。イギリス式のインターナショナルスクールが教育移住の強力な選択肢になると思います。お子様の成長をサポートするために、ぜひ一歩踏み出してみてください。



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