マレーシアで車を買うなら?個人売買のポイントを解説!
マレーシアでの生活、お子さんの送り迎えや週末のお出かけに、やっぱり車があったら便利ですよね。海外で車を買うって、ちょっとハードルが高いイメージありませんか?今回は、マレーシアで車を購入する方法について、Jakeの体験談を交えながら解説します!
こんにちは、Jakeです!
Jakeは個人売買で中古車と新車購入を購入しました。今回は個人売買で中古車の購入した体験記をお届けします。
前回のマレーシアの車事情の記事もどうぞ。

マレーシアで車を買う前に知っておくべきこと
マレーシアで車を購入する前に、知っておくべきことがいくつかあります。
- 運転免許証
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マレーシアで運転するには、国際運転免許証を取得する必要があります。日本の運転免許証をマレーシアの運転免許証に切り替えることもできますが、ガーディアンビザではできません。就労ビザなら書き換えができます。
- 自動車保険
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マレーシアで車を運転するには、自動車保険への加入が義務付けられています。
- 車両登録
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車両を購入したら、JPJ(陸運局)で車両登録を行う必要があります。
- 自動車税(ロードタックス)
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マレーシアでは、自動車税を毎年支払う必要があります。
中古車の購入方法(個人売買)
前回の記事でもお話しましたが、スクールバスが範囲外だったため、マレーシア移住前にネットで車を購入しました。Jakeが利用したのは日本人同士で売買できるマレーシア掲示板です。
他にもタイガー商事のフリマハリマオもありましたが、連絡を取った時は事業撤退をするということで断念しました。タイガー商事は事業撤退せず、現在も営業を続けています。
個人間での車購入プロセス
- 車両をチェック
- 代金の支払い
- 自動車保険に加入
- JPJで名義変更手続き
- 自動車税(ロードタックス)手数料を支払う
1.車両をチェック
本当は中古車なので車両チェックをして決めるべきですが、時間がなかったので写真で確認しました。
2.代金の支払い
購入の希望を売主さんに伝え、Wiseで入金しました。
3.自動車保険に加入
自動車保険会社
売主さんから紹介してもらったのはWellBe Malaysiaという日系の保険会社です。取り扱いは東京海上と損保ジャパン系列のBERJAYAの2社です。事故や故障の際は、日本語で連絡ができます。
WellBe Malaysiaの担当者を紹介できますので、ご希望の方はこちらからJakeにご連絡ください。
日本の自動車保険の引き継ぎ
マレーシアの自動車保険を契約する際、日本の自動車保険を引き継ぐことができます。日本で契約している自動車保険会社から中断証明書と無事故証明書(両方英文)を取得してください。保険会社によっては英文の中断証明書が発行できない会社ありますが、その際は日本語の中断証明書でも大丈夫です。
※両方の書類を提出しても必ず引き継げるわけではないのでご注意ください。保険会社によっては中断期間等の制限があるようです。
自動車保険に加入
自動車保険は大きく下記の3つの保険タイプと特約があります。下に行くほど保証範囲が広く、保険料が高くなります。
- Third Party(対人対物)
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相手の損害のみを補償する保険
- Third Party Fire and Theft(対人対物 + 火、雷、爆発、盗難)
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相手の損害に加え、火災や盗難による自分の車の損害も補償する保険
- Comprehensive(対人対物 + 火、雷、爆発、盗難 + 車両)
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相手の損害と自分の車の損害を包括的に補償する保険

マレーシアでは、高速走行中等に小石が飛んできて、フロントガラスが割れる、またはヒビが入る等の事案をよく耳にします。なるべく窓ガラス特約を付けることをおすすめします。
保険の手続きは名義変更手続きの日から開始されるようにしました。
4.JPJで名義変更手続き
名義変更を行うために売主も買主もJPJ(マレーシア陸運局)に行きます。売主さんがエージェントに手続きを依頼してくれたので、細かい書類の詳細は分かりません。
必要書類 エージェントを使わない場合は他にも書類が必要だと思います。
- パスポートの原本&パスポートの顔写真ページのコピー
- マレーシアで有効な運転免許証(日本の国際免許証)
JPJでの手続き
- 窓口で必要書類を提出する
- 名義変更後の車両登録証を受け取る
JPJの場所
JPJは支店が複数あります。混雑している場所も多く、JakeはDesa Park近くのJPJを指定されました。KLでは一番ここが空いているそうです。
JPJ Cawangan Bandar Menjalara
住所:No. 2, Jalan Medan Putra 4 Medan Putra Business Centre Bandar Menjalara 52200 Kuala Lumpur
5.自動車税(ロードタックス)手数料を支払う
自動車税もエージェントが手続きをしてくれました。1年更新なので、更新時はネットで手続きと支払いができます。
これで、個人売買で中古車の購入ができました。売主さんはとてもいい人で、保険会社を紹介してくれたり、名義変更のエージェントを手配もしてくれたので助かりました。お互い日本に一時帰国した時は、一緒に御飯を食べに行ったり、いまでも関係が続いてます。
まとめ
中古車を個人売買で購入する場合は、信頼できる売主を見つけ、JPJでの名義変更や自動車保険の加入を忘れずに行いましょう。日本の自動車保険の等級を引き継げる場合もあるので、事前に確認するのがオススメです。マレーシアの車事情や購入手続きについて、今回の体験談が参考になれば嬉しいです!



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